レーザ照射を受けた高温潤滑剤の劣化分解機構の検討

JI Rong; MA Yansheng; TSAI Jack Wen Huei

文献

J-GLOBAL ID：201202272089462301 整理番号：12A1743708

レーザ照射を受けた高温潤滑剤の劣化分解機構の検討

Studies of Degradation and Decomposition Mechanisms of High Temperature Lubricants Undergoing Laser Irradiation

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資料名：
巻： 48 号： 11 ページ： 4475-4478 発行年： 2012年11月
JST資料番号： A0339B ISSN： 0018-9464 CODEN： IEMGAQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

記録密度向上のための有望技術として期待されている熱アシスト磁気記録法(HAMR)では,書込時にメディア中の微小部分がレーザにより瞬間的に400°C以上に昇温されるため,ディスク上に塗布されている潤滑剤層が変化して,ヘッド-ディスク間の浮上過程に悪影響を及ぼす怖れがある。本文では,レーザ照射による瞬間的温度上昇が高記録密度ハードディスクの潤滑剤Z-tetraolおよびDEPHに及ぼす影響について考察した。これら潤滑剤の分子構造,実験方法,ならびに結果を示し,検討した。レーザ照射によって潤滑剤の主体であるテトラフルオロエチレンやジフルオロメチレンが分解し,さらにシクロトリホスファゼン末端基とカーボンオーバコートとの結合が破れるなどの影響を受けることが明らかになった。新世代高密度記録ディスク用潤滑剤開発の指針についても実験結果に基き論じた。

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電子・磁気・光学記録

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