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J-GLOBAL ID：201202272101416906   整理番号：12A1570120

超過酷環境の材料挙動 高H₂S分圧環境に曝したあとのL450Q(X65Q)鋼の耐食性,強度及び靱性の変化

Material Behavior in Extreme Conditions: L450Q (X65Q) Corrosion Resistance, Strength and Toughness Variation Following Exposure to Environments with Elevated H₂S Partial Pressure

著者 (6件)： MORANA Roberto (Centro Sviluppo Materiali SpA, Rome, ITA) ,  ALLEVA Laura (Centro Sviluppo Materiali SpA, Rome, ITA) ,  MORTALI Giuseppe (Centro Sviluppo Materiali SpA, Rome, ITA) ,  CRIPPA Stefano (TenarisDalmine, Dalmine(BG), ITA) ,  TINTORI Federico (TenarisDalmine, Dalmine(BG), ITA) ,  LAMAZARES Mariano Armengol (TenarisDalmine, Dalmine(BG), ITA)
資料名： Corrosion Conference and Expo  (Corrosion Conference and Expo)
巻： 2012 Vol.6  ページ： 4415-4424  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0794B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 北極圏のパイプラインは通常100°C以上の温度で操業され,厳冬期のシャットダウンでは-40°Cの寒気に曝される。さらに5~20%の硫化水素の腐食環境を受け,再稼働時には圧力による衝撃を受ける。シャルピー衝撃試験やCTOD(亀裂開口変位)破壊靭性試験を行い,L450Q級パイプライン用鋼の機械的性質を調べた。またNACEのA溶液と80%のH₂Sを含んだ50barのCO₂を注入した100°Cのオートクレーブ中で7日間暴露し,水素脆性を評価した。さらにH₂S中における全面腐食試験及び応力腐食割れ試験を行った。オートクレーブ中で暴露した場合,水素脆性によって破壊靭性値が少し低下したが,それ以外の機械的性質の大きな変化はなかった。これらの結果から,-40°Cにおけるシャットダウンと再スタート時の操業に注意を払う必要があると述べた。

シソーラス用語： 硫化水素 ,  分圧 ,  *パイプライン用鋼 ,  耐食性 ,  亀裂開口変位 ,  破壊靱性 ,  シャルピー試験 ,  *機械的性質 ,  *水素脆性 ,  二酸化炭素 ,  オートクレーブ ,  全面腐食 ,  *応力腐食割れ ,  腐食試験 ,  北極圏
準シソーラス用語： APIX65

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  配管材料,弁  (QD05020E)

タイトルに関連する用語 (8件)： 過酷環境 ,  挙動 ,  H2S ,  分圧 ,  環境 ,  鋼 ,  耐食性 ,  靱性