抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
はんだ付けは電気・電子製品の製造には欠かせない技術であるが,近年環境問題からはんだそのものおよび表面処理剤からの有害成分の排除が進められており,接合環境に変化が生じている。本稿では,このような環境の変化にも対応した,はんだ付けの基本となるはんだの濡れ性について,その評価技術の解説を行なった。初めに,濡れ現象について述べ,液滴と固体が接触する界面で形成する接触角について示した。このぬれ現象の評価をはんだについて適用する際,メニスコグラフ法と呼ばれる方法を適用することを示した。その測定原理,試験の概要および基本的な評価方法について述べた。そして,メニスコグラフ法による評価と応用について記し,基本となるはんだ槽法,メニスコグラフの応用およびはんだ濡れ性評価の実運用で注意するべき基本事項について示した。