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J-GLOBAL ID：201202272145701381   整理番号：12A0905129

マグヘマイト酸化鉄(γ-Fe₂O₃)ナノファイバーの合成とキャラクタリゼーション:磁気機能を有する新規半導体

Synthesis and characterization of maghemite iron oxide (γ-Fe₂O₃) nanofibers: novel semiconductor with magnetic feature

著者 (2件)： BARAKAT Nasser A. M. (Chonbuk National Univ., Organic Materials and Fiber Engineering, 561-756, Jeonju, KOR) ,  BARAKAT Nasser A. M. (El-Minia Univ., Chemical Engineering Dep., Fac. of Engineering, El-Minia, Egypt)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 47  号： 17  ページ： 6237-6245  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 報告されたナノ構造の形状のうち,ナノファイバーは長い軸比のために,多くの化学的および物理的性質に明確な影響を与える。本研究では,望ましいマグヘマイト酸化鉄(γ-Fe₂O₃)ナノファイバーの合成を紹介する。酢酸第一鉄およびポリ(ビニルアルコール)を含む電気紡糸マットをアルゴン雰囲気中で焼成してマグヘマイトナノファイバーを製造した。得られたγ-Fe₂O₃ナノファイバーは,詳細な特性解析から他の鉄酸化物を含まないことを確認した。軸比の影響により~70nmの平均直径を有する合成ナノファイバーは,磁気特性が~5nmの平均直径を有するγ-Fe₂O₃ナノ粒子に類似した。したがって,製造したナノファイバーは生体材料の生体磁気分離用の候補となる。製造したγ-Fe₂O₃ナノファイバーは強力なマットの形で得られ,簡単に扱うことができる。電気的特性の研究では導入されたナノファイバーは半導体材料として挙動することを示した。また,合成したγ-Fe₂O₃ナノファイバーは~4.2eVのバンドギャップエネルギーを持っていた。使用した製造工程の単純性,有効性,高収量,低コストの機能,および得られた生成物の物理化学的性質に基づき,合成したγ-Fe₂O₃ナノファイバーはかなりの応用分野が見込まれる。Copyright 2012 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化鉄 ,  *マグヘマイト ,  *ナノファイバ ,  化学合成 ,  鉄化合物 ,  カルボン酸塩 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ポリビニルアルコール ,  *エレクトロスピニング ,  か焼 ,  *磁気的性質 ,  医用素材 ,  *磁力分離 ,  磁気 ,  生物 ,  *半導体 ,  エネルギー ,  バンドギャップ ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： PVA【重合体】 ,  バンドギャップエネルギー ,  磁気特性 ,  磁性分離 ,  酢酸塩 ,  生体材料 ,  *生体磁気 ,  電気紡糸

分類 (3件)： ガラス繊維,セラミック繊維  (YM03040V) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  半導体結晶の電気伝導  (BM03043X)

物質索引 (1件)： 酢酸第一鉄

タイトルに関連する用語 (6件)： マグヘマイト ,  酸化鉄 ,  Fe2O3 ,  ナノファイバー ,  キャラクタリゼーション ,  磁気