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J-GLOBAL ID：201202272156712130   整理番号：12A0562851

分子動力学から見たカオリナイトの熱的特性及び過熱温度

Thermal behaviour and superheating temperature of Kaolinite from molecular dynamics

著者 (2件)： BENAZZOUZ B.k. ,  ZAOUI A.
資料名： Applied Clay Science  (Applied Clay Science)
巻： 58  ページ： 44-51  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： B0687B  ISSN： 0169-1317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的はCLAYFF力場に基づく分子動力学によるカオリナイトの熱力学的特性の研究である。得られた結果から,三軸方向の線形熱膨張係数,100Kから2088Kまでの温度範囲の比熱(C_p及びC_v)及びエンタルピーなどの未だ推定されてこなかった様々な熱力学量を求めることができる。著者らは特に過熱温度の計算に努力を傾注し,1572Kという温度を見積もった。この数値は格子定数,体積及びエンタルピーの温度変化から推定した。更に,原子密度プロファイルと動径分布関数の平坦化,そこではバルク構造の秩序が失われることから固液相転移の存在を予見した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カオリナイト ,  分子動力学 ,  熱膨張係数 ,  熱容量 ,  過熱 ,  エンタルピー ,  格子定数 ,  動径分布関数 ,  原子構造
準シソーラス用語： 過熱点 ,  原子密度 ,  固液相転移

分類 (2件)： 珪酸塩鉱物  (DE08030A) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V)

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子動力学 ,  カオリナイト ,  熱的特性 ,  過熱