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J-GLOBAL ID：201202272181062670   整理番号：12A0666921

光共振器中の単一原子の基本量子ネットワーク

An elementary quantum network of single atoms in optical cavities

著者 (10件)： RITTER Stephan (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  NOELLEKE Christian (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  HAHN Carolin (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  REISERER Andreas (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  NEUZNER Andreas (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  UPHOFF Manuel (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  MUECKE Martin (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  FIGUEROA Eden (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  BOCHMANN Joerg (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU) ,  REMPE Gerhard (Max-Planck-Inst. Quantenoptik, Garching, DEU)
資料名： Nature (London)  (Nature (London))
巻： 484  号： 7393  ページ： 195-200  発行年： 2012年04月12日 
JST資料番号： D0193B  ISSN： 0028-0836  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 量子ネットワークは,トポロジーが調節され,情報交換が制御されている分散量子多体系であり,分散型量子計算アーキテクチャーや量子通信の重要な要素となる。本論文では,光共振器中に埋め込んだ単一原子を用いる,そのような量子ネットワークの原型を提示する。原子-共振器系は,光子量子情報を送信,受信,記憶,公開できるユニバーサルノードを形成することが示された。ノード間の量子接続は概念的に最も基本的な方法,すなわち,単一光子のコヒーレント交換によって実現される。我々は,原子の量子状態が忠実に移動し,それぞれ別の実験室にある2つの全く同質のノード間にエンタングルメントが生じることを実証した。生成された非局所状態は,局所量子ビット(キュービット)の回転により操作される。共振器に基づく,このような効率のよい量子ネットワーク形成法は,スケーラビリティについてのはっきりした展望が得られ,したがって大規模な量子ネットワークとそれらの応用に向けた道筋が開けるため,特に有望である。Copyright Nature Publishing Group 2012

シソーラス用語： *光共振器 ,  *通信網 ,  多体問題 ,  量子計算 ,  *原子 ,  埋込み【挿入】 ,  共振器 ,  光通信 ,  *重合せ ,  *量子ネットワーク ,  多体系 ,  *単一原子
準シソーラス用語： 分散量子多体系 ,  分散型量子計算 ,  原子-共振器 ,  エンタングルメント

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (3件)： 光共振器 ,  単一原子 ,  量子ネットワーク