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J-GLOBAL ID：201202272189401601   整理番号：12A0704922

2光子蛍光プローブを用いた魚の器官におけるニッケルの検出

Detection of Nickel in Fish Organs with a Two-Photon Fluorescent Probe

著者 (7件)： KANG Min Young (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  LIM Chang Su (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Hyun Soo (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  SEO Eun Won (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  KIM Hwan Myung (Ajou Univ., Suwon, KOR) ,  KWON Ohyun (Samsung Advanced Inst. Technol., Suwon, KOR) ,  CHO Bong Rae (Korea Univ., Seoul, KOR)
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 18  号： 7  ページ： 1953-1960  発行年： 2012年 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニッケルイオン(Ni)受容体をレポーターに連結して,750nmフェムト秒パルスで励起されるNi検出用2光子蛍光プローブ(ANi2)を開発した。ANi2と2光子蛍光顕微鏡を用いて,生きている細胞や魚の器官の表面から80~150μmの深さに存在するNiを他の金属イオンやpHの干渉なしに検出できた。魚の器官におけるNiの集積量は,腎臓>心臓>鰓≧肝臓の順であった。2光子蛍光強度とICP-MS強度の間には直線的関係があり,ANi2は生きている検体におけるNiの定量を可能にした。

シソーラス用語： *金属イオン ,  *プローブ ,  *光学顕微鏡 ,  ICP-MS分析 ,  ニッケル ,  ニッケル化合物 ,  肝臓 ,  メダカ ,  A549細胞 ,  放射強度
準シソーラス用語： *ニッケルイオン ,  *二光子顕微鏡 ,  *蛍光プローブ ,  蛍光強度

分類 (1件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (5件)： 2光子 ,  蛍光プローブ ,  魚 ,  器官 ,  ニッケル