抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近の論文においてZn
2+電気還元における1-デカンスルホナートの特性を説明付けるためのいくつかの試みを提案し,Zn
2+電気還元の2-ステップ特性を仮定し,Sluyter等によって提案されたEE,FawcettによるIEおよびIAの3つのモデルを使用した。テトラメチルチオウレアは水銀電極でのZn
2+電気還元の速度へ明らかな影響を確実に及ぼす。このZn
2+電気還元速度へのテトラメチルチオウレアの影響に対してFawcettによる理論的解釈を採用し,ステップIおよびIIに対する前進速度定数のポテンシャル独立部を決定した。これらの値は明瞭に異なり,両方のステップの影響がテトラメチルチオウレア濃度の増大と共に増大した。Tafelプロットの理論的解析によって,最初の電気還元ステップが化学反応とおそらく組み合わされたイオン移動であることが示された。このステップは全プロセスの速度を決定付けた。またステップIIは明らかにより高速で,このステップに対するポテンシャル独立前進速度定数は,ステップIよりも非常により大きかった。このステップの性質を決定するのは困難であり,電子移動あるいは吸着プロセスであった。