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J-GLOBAL ID：201202272214824288   整理番号：12A0346840

高分子リエントラント挙動による水-メタノール混合物内イオン特性の洞察

Insights into Ion Specificity in Water-Methanol Mixtures via the Reentrant Behavior of Polymer

著者 (4件)： WANG Tao (Univ. Sci. and Technol. of China, Hefei, CHN) ,  LIU Guangming (Univ. Sci. and Technol. of China, Hefei, CHN) ,  ZHANG Guangzhao (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  CRAIG Vincent S. J. (Australian National Univ., ACT, AUS)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 28  号： 3  ページ： 1893-1899  発行年： 2012年01月24日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 未検討の水-メタノール溶液中でのPNIPAMのリエントラント転移で,離液順列に見られるイオン特性を初めて解析した。濁度測定によりチオシアンイオンや過塩素酸イオンが転移を抑制するが,他のイオンは促進することが見られた。アニオンがカオトロピックからコスモトロピックに変ると下限臨界転移温度が低下し,呼応してメタノールの体積率が増す。このアニオンの特性は水/メタノール錯体の生成/破壊性能に基づく。カチオンでは小さくなるが相当リエントラント転移に影響し,アニオン同様臨界温度が下りメタノール体積率が増す。カチオン特性はPNIPAM鎖との特異的相互作用に起因するが,アニオンでもカチオンでも水/メタノール錯体が増すにつれてメタノール体積率が上ることで増幅される。熱量測定からこのイオン特性はエントロピー変化に支配されていることが分る。

シソーラス用語： *化学的性質 ,  アニオン ,  カチオン ,  *溶媒 ,  *水 ,  *リエントラント転移 ,  *ポリイソプロピルアクリルアミド ,  水素結合錯体 ,  錯体生成 ,  臨界温度 ,  転移温度 ,  下限 ,  体積率 ,  熱量測定 ,  エントロピー ,  相互作用 ,  安定性 ,  不安定性 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *イオン特性 ,  カオトロピック ,  コスモトロピック ,  *混合溶媒

分類 (2件)： 電解質水溶液  (CB05020K) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (7件)： 高分子 ,  挙動 ,  水 ,  メタノール ,  混合物 ,  イオン特性 ,  洞察