抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車アセスメント(JNCAP:Japan New Car Assessment Program)の活動について解説した。米国で先駆的に始められたプログラムは,オーストラリア,ヨーロッパ諸国,韓国,中国,南アメリカなど世界的な広がりを見せている。日本では,1995年からフルラップ全面衝突試験とブレーキ性能試験の2種類の試験からなる自動車安全情報の提供が始まった。2001年度には,チャイルドシートアセスメントが始められた。2011年に改訂されて導入された新総合安全性能評価では,歩行者保護性能が付け加えられた。国土交通省と交通事故対策機構の主導による日本の自動車アセスメント事業は,自動車事故による死傷者数の更なる削減に寄与することが期待されている。