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J-GLOBAL ID:201202272271027327   整理番号:12A1194982

CDKサブユニットCKS2はCKS1と反作用して複製忠実性維持と神経発生におけるサイクリンA/CDK2活性を制御する

The CDK Subunit CKS2 Counteracts CKS1 to Control Cyclin A/CDK2 Activity in Maintaining Replicative Fidelity and Neurodevelopment
著者 (15件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 356-370  発行年: 2012年08月14日 
JST資料番号: W1692A  ISSN: 1534-5807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CKS蛋白質は進化的に保存されたサイクリン依存性キナーゼ(CDK)サブユニットであり,このサブユニットの機能は完全には解明されていない。哺乳類は2つのCKS蛋白質を有する。CKS1はユビキチンリガーゼ複合体SCFSKP2に対する補助因子として機能し,p27などのCDK阻害因子の分解を促進する。密接な関連があるCKS2の役割についてはほとんど分かっていない。Cks2-/-ノックアウトマウスモデルを使って,著者らはCKS2がCKS1と反作用してp27を安定化させることを示している。Cks2-/-細胞の対立しないCKS1活性はp27の喪失につながる。結果として生じる非制限的サイクリンA/CDK2活性は細胞周期の短縮を伴い,複製フォーク速度を増し,DNA損傷を増加させた。in vivoで,Cks2-/-皮質幹細胞は成熟神経細胞に分化する能力が制限されており,p27欠損動物に類似した表現型である。著者らはCKS2とCKS1の間の均衡がp27分解を調節し,サイクリンA/CDK2活性により複製忠実性を保護して神経分化を制御するという考えを提示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子の複製  ,  細胞分裂・増殖  ,  中枢神経系 

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