文献

J-GLOBAL ID：201202272554081956   整理番号：12A0387001

二層カーボンナノチューブ束内の剪断相互作用の実験-計算研究

Experimental-Computational Study of Shear Interactions within Double-Walled Carbon Nanotube Bundles

著者 (10件)： FILLETER Tobin (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  YOCKEL Scott (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  NARAGHI Mohammad (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  PACI Jeffrey T. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  PACI Jeffrey T. (Univ. Victoria, British Columbia, CAN) ,  COMPTON Owen C. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  MAYES Maricris L. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  NGUYEN SonBinh T. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  SCHATZ George C. (Northwestern Univ., Illinois, USA) ,  ESPINOSA Horacio D. (Northwestern Univ., Illinois, USA)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 12  号： 2  ページ： 732-742  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： その場走査電子顕微鏡実験を行い大きい外側の束から二層カーボンナノチューブ(DWNT)の内部の束を引抜くのに必要な力を測定した。sword in sheath型破壊機構が認められた。この実験から束内の隣接DWNT間に作用する剪断力を定量的に求めることができた。分子力学による結果は新たに生成したCNT表面曝露に由来する力と同様である。実験的に測定した引抜力はCNTの遊離末端のカルボニル官能基,CNT-CNT相互作用の波状,及びそれらの相互作用によるナノチューブのポリゴン化の小さい寄与を含むことを理論的考察により示した。ポテンシャルエネルギーと散逸効果による力の寄与の和は実験誤差内で実験による引抜力と一致することが分かった。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *ナノ構造 ,  引抜 ,  束 ,  剪断 ,  相互作用 ,  *その場観察 ,  *走査電子顕微鏡 ,  機構 ,  力 ,  *分子内力学 ,  表面 ,  カルボニル基 ,  ポリゴン化 ,  ポテンシャルエネルギー ,  散逸 ,  階層構造 ,  X線光電子スペクトル ,  剪断力
準シソーラス用語： *二層カーボンナノチューブ ,  破壊機構 ,  分子力学

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： 二層カーボンナノチューブ ,  束 ,  剪断 ,  相互作用 ,  実験 ,  計算 ,  研究