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J-GLOBAL ID:201202272580883742   整理番号:12A0258771

私の見た紅茶生産の現状(15)インド,ネパール(3)ネパールの茶業

著者 (1件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 34-37  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: Y0365A  ISSN: 0288-6456  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ネパールのチャは,東部に集中し,300m以下の低地から2000mを超える丘陵地帯で栽培されている。日本には馴染みのないネパールの茶業について紹介した。ネパール茶業の形態は,小農(生業生産者),茶園を持たない買葉工場,茶園と工場を完備したエステートの3つの形態がある。ネパールの茶園面積は,2008年には16700ha,生産量は16200トンで,茶期は,春摘み(2月中旬14月),夏摘み(5月~6月中旬),モンスーン摘み(6月下旬~9月),秋摘み(10月)であった。平地で栽培された茶は,CTCタイプの紅茶に加工されるが,丘陵地帯で栽培された茶葉は専らオーソドックスタイプの紅茶に加工されていた。オーソドックスタイプの紅茶は,95%以上が海外に輸出され,主な輸出先はドイツ,香港,オランダ,日本などであった。ネパールでは,紅茶のほか,緑茶や半発酵茶(ウーロンなど),シルバーチップ(白茶)なども作られており,アメリカやヨーロッパ,インドに輸出されていた。ネパールのオーソドックス紅茶は,香気,水色,滋味のいずれをとってもダージリンに負けない高い評価を受けながら,生産量が少ないために国際的な知名度が低い。このためネパール政府は,付加価値の高いオーソドックス紅茶の増産に力を入れるための政策強化を図っていた。
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分類 (3件):
分類
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アルカロイドし好飲料  ,  し好料作物  ,  農業経済,農業経営 
タイトルに関連する用語 (5件):
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