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J-GLOBAL ID：201202272635488538   整理番号：12A1522580

スカンジナビアのエンバク中のデオキシニバレノール濃度に影響する農学的因子及び気候条件の統計的解析

Statistical analysis of agronomical factors and weather conditios influencing deoxynivalenol levels in oats in Scandinavia

著者 (4件)： LINDBLAD M. (National Food Administration, Uppsala, SWE) ,  BOERJESSON T. (Lantmaennen Lantbruk, Lidkoeping, SWE) ,  HIETANIEMI V. (MTT Agrifood Res. Finland, Jokioinen, FIN) ,  ELEN O. (Norwegian Inst. Agricultural and Environmental Res., As, NOR)
資料名： Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment  (Food Additives & Contaminants. Part A: Chemistry, Analysis, Control, Exposure & Risk Assessment)
巻： 29  号： 10  ページ： 1566-1571  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： H0989B  ISSN： 1944-0049  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fusarium属のデオキシニバレノール(DON)による穀類汚染は重大で,その濃度と気候及び農学的因子との関連を,予測モデル開発のために調べた。北欧3国で10年間,674の圃場からデータを集め,収穫したエンバク中のDON濃度と農学及び気候因子を調べた。DON濃度の地域差は大きく,ノルウエーの一地域は,他の地域とフィンランド,スエーデンより高濃度であった。この地域のDONの中央値は1000ng/gで,28%がヒトへの規制値1750ng/gを超えていた。他の地域は75~270ng/gで,規制値を超えたものは少なかった。統計解析ではDON濃度と農学因子及び気候条件間の関連は少なかった。この研究の変動によって,DON濃度を予測することは不可能で,解決にはさらに多くの研究を要する。一地域での菌汚染とDON産生の関連は,菌種の分布などについてさらに検討を要する。

シソーラス用語： *エンバク ,  スカンディナビア諸国 ,  *マイコトキシン ,  Fusarium ,  *栽培管理 ,  *気象条件 ,  統計解析 ,  食品汚染 ,  食品分析 ,  GC-MS分析 ,  LC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  微生物学 ,  脂環式化合物 ,  スピロ化合物 ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  エノン ,  ポリオール ,  三環セスキテルペン

分類 (4件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  微生物の生態  (EG03040J) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

物質索引 (2件)： デオキシニバレノール ,  トリコテセン

タイトルに関連する用語 (7件)： スカンジナビア ,  エンバク ,  デオキシニバレノール ,  農学 ,  因子 ,  気候条件 ,  統計的解析