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J-GLOBAL ID：201202272657844052   整理番号：12A0858080

熱硬化性樹脂の修復および会合のための金属触媒エステル交換

Metal-Catalyzed Transesterification for Healing and Assembling of Thermosets

著者 (4件)： CAPELOT Mathieu (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris ESPCI ParisTech, Paris, FRA) ,  MONTARNAL Damien (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris ESPCI ParisTech, Paris, FRA) ,  TOURNILHAC Francois (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris ESPCI ParisTech, Paris, FRA) ,  LEIBLER Ludwik (Ecole Superieure de Physique et Chimie Industrielles de la Ville de Paris ESPCI ParisTech, Paris, FRA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 18  ページ： 7664-7667  発行年： 2012年05月09日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結合交換反応の触媒制御は,幅広い条件下で架橋された高分子材料の回復を可能にする。ここでは金属触媒によるエステル交換の反応速度論と交換動力学の制御を定量化するため,モデル化合物を検討した。そしてモデル化合物としてカルボン酸とエポキシ単位間で形成されるエステル結合を模擬した,異なる2種のβ-ヒドロキシエステルを合成した。交換反応はGC-MSで探査した。高温下での回復能力を提示するため,エステル交換用酢酸亜鉛触媒下でのエポキシ-カルボン酸無水物とエポキシ熱硬化性ネットワークについて明らかにした。低温下では交換反応は非常に緩慢であり,材料は古典的なエポキシ熱硬化性樹脂の特性を有していた。モデル分子の研究結果から,回復反応速度はエステル交換反応速度によって制御されることを確認した。触媒濃度を変動させる可能性は,熱可塑性樹脂には存在しないエポキシ熱硬化性樹脂の接合および組立の制御ならびに柔軟性をもたらすことが判明した。

シソーラス用語： *熱硬化性プラスチック ,  *エステル交換 ,  カルボン酸無水物 ,  *反応速度 ,  柔軟性 ,  亜鉛化合物 ,  遷移金属触媒 ,  会合 ,  *ネットワーク構造 ,  *触媒反応

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (5件)： 1-(ベンジルオキシメチル)-1,2-エタンジオール1-デカノアート2-オクタノアート ,  オクタン酸2-ヒドロキシ-3-フェノキシプロピル ,  オクタン酸2-ヒドロキシ-3-ベンジルオキシプロピル ,  デカン酸2-ヒドロキシ-3-ベンジルオキシプロピル ,  酢酸亜鉛

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱硬化性樹脂 ,  修復 ,  会合 ,  金属触媒 ,  エステル交換