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J-GLOBAL ID:201202272688682654   整理番号:12A0292856

Atp8a1欠損は海馬におけるホスファチジルセリン外在化と海馬依存性の学習を遅延に関連する

Atp8a1 deficiency is associated with phosphatidylserine externalization in hippocampus and delayed hippocampus-dependent learning
著者 (10件):
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巻: 120  号: 1/2  ページ: 302-313  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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原形質膜の脂質二重層の外層から内層へのホスファチジルセリン(PS)の移動を触媒する細胞膜(PM)アミノリン脂質転位酵素(APLT)は線虫で知られているが,哺乳類でのホモログであるP型ATPアーゼの一種Atp8a1にその活性があるかどうか不明なので,検討することにした。マウスでAtp8a1を欠損すると,海馬細胞でPSが外在化した。それらの細胞は異常形態やアポトーシスを示さず,マウスは不安を増加しなかったが,オープンフィールドテストでの行動量を増加し,海馬依存学習を障害されていた。神経細胞のPM-APLT活性のVmaxは,Atp8a1でなくホモログAtp8a2の異所発現で増加し,逆にAtp8a1のP型リン酸化部位変異体の発現で減少し,このときアポトーシスを起こさないまでもPSが外在化した。したがって,Atp8a1が神経細胞のPM-APLT活性で中心的な役割を果たすことがわかった。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  酵素生理 

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