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J-GLOBAL ID:201202272891761039   整理番号:12A0620776

三連四重極質量分析と結合した高性能液体クロマトグラフィーを用いたハス属(Nelumbo nucifera)の種々の組織中の同時定性的評価と定量分析

Simultaneous qualitative assessment and quantitative analysis of flavonoids in various tissues of lotus (Nelumbo nucifera) using high performance liquid chromatography coupled with triple quad mass spectrometry
著者 (10件):
資料名:
巻: 724  ページ: 127-135  発行年: 2012年04月29日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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光ダイオード配列検知タンデムエレクトロスプレイイオン化質量分析を備えた高性能液体クロマトグラフィー(HPLC-DAD-ESI-MSn)により’Ti-1’ハス属(Nelumbo nucifera)の12の異なった組織中のフラボノイド組成と濃度を調べた。6つのグループ(ミリセチン,クエルセチン,ケンフェロール,イソラムネチン,ジオスメチン誘導体)に属する全20のフラボノイドを分離し,同定した。ミリセチン3-O-ガラクシド,ミリセチン3-O-グルクロニド,イソラムネチン3-O-グルクロニド及び遊離アグリコンジオスメチン(3′,5,7-トリヒドロキシ-4′-メトキシフラボン)はハス属中に最初に報告された。フラボノイド組成は組織型と共に大きく変わり,多様な化合物(5-15)は葉及び花柄,花めしべ,種皮及び胚中に見出された。花弁,おしべ,めしべそして特に再生的組織果物膜は葉(12)よりもよりフラボノイド化合物(15-17)を有し,一方種穀粒中にはフラボノイドは検知されなかった。種胚のフラボノイド含量は高く,730.95mg100g-1(乾燥重量)であった。他の組織に関して成熟葉パルプ(771.79mg100g-1FW(フレッシュ重量))及び若い葉(650.67mg100g-1FW)は花おしべ(359.45mg100g-1FW)及び花弁(342.97mg100g-1FW)よりもより高い全フラボノイド量を,一方,葉柄,花柄及び種皮はより少ない量の全フラボノイド(40mg以下100g-1FW)を有した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生薬一般  ,  有機化合物の各種分析 

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