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J-GLOBAL ID：201202272958023844   整理番号：12A0810302

長距離多経路チャネルにおけるスペクトル拡散通信方式の実験的検証

Experimental demonstration of spread spectrum communication over long range multipath channels

著者 (2件)： ZHANG Guosong (Dep. of Electronics and Telecommunications, Norwegian Univ. of Sci. and Technol. (NTNU), Trondheim 7491, NOR) ,  DONG Hefeng (Dep. of Electronics and Telecommunications, Norwegian Univ. of Sci. and Technol. (NTNU), Trondheim 7491, NOR)
資料名： Applied Acoustics  (Applied Acoustics)
巻： 73  号： 9  ページ： 872-876  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： D0559A  ISSN： 0003-682X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： SN比の低い長距離水中音響通信用として設計したスペクトル拡散方式について検討した。この方式では時間的に重なる2つのM系列を用いており,1つは時間基準として用い,他の1つは伝送する情報に巡回符号シフトキ-イング(CCSK)を施している。このCCSKは従来のスペクトル拡散方式と比べてスペクトル効率が高く,スペクトル拡散通信方式では極めて重要な特性を有している。また時間基準の系列を利用して各CCSKシンボルは各自の時間基準を持つのでタイミング誤差による性能劣化を低減することが可能である。この方式で(1)巣間受信器構造,(2)受動的位相共役受信器構造,および(3)時間反転受信器構造の3つの受信器構造を検討した。最近10kmにわたる距離依存性チャネルの海洋実験を行い,その実データを処理して前記3つの受信器構造の性能を比較し考察した。その結果,このスペクトル拡散方式は充分実用に耐えることが確認できた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *スペクトル拡散通信 ,  SN比 ,  *音波通信 ,  *水中通信 ,  M系列 ,  巡回符号 ,  受信機 ,  多経路伝搬 ,  PPM【信号】 ,  位相共役
準シソーラス用語： *水中音響通信 ,  時間基準 ,  時間反転

分類 (1件)： その他の通信応用  (ND15000K)

タイトルに関連する用語 (6件)： 長距離 ,  多経路 ,  チャネル ,  スペクトル拡散通信 ,  実験 ,  検証