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J-GLOBAL ID：201202272972638959   整理番号：12A1569896

凍結融解環境下の溶接AISI304の孔食腐食機構

Mechanism of Pitting Corrosion of Welded AISI 304 under a Freeze-Thaw Corrosive Environment

著者 (4件)： TAKAHASHI Tsuyoshi (Kushiro National Coll. Technol., Hokkaido, JPN) ,  SHIBANO Jun-ichi (Kitami Inst. Technol., Hokkaido, JPN) ,  ISHITSUKA Kazunori (Kushiro National Coll. Technol., Hokkaido, JPN) ,  KOBAYASHI Michiaki (Kitami Inst. Technol., Hokkaido, JPN)
資料名： Corrosion Conference and Expo  (Corrosion Conference and Expo)
巻： 2012 Vol.2  ページ： 1411-1420  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0794B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沿岸域で冬期に繰返される凍結融解環境下の溶接構造物は潮風と融雪剤からの塩化物イオンを含む苛酷な条件に曝露される。本稿では,凍結融解環境の孔食の効果を溶接したオーステナイト系ステンレス鋼をCl^-溶液中に浸漬して調査した。実験には,ビードオン溶接したSUS304試験片とFeCl₃溶液を用いた。その結果,20°Cでビード近傍の引張残留応力が高く,金属組織的にも敏感な領域に大規模な孔食が生じた。凍結融解環境下での孔食による重量ロスは他の環境に比し大きかった。また,溶接部周辺の塩素イオンの局所濃度の高まりによる電池腐食作用と引張残量応力の存在により孔食は加速された。

シソーラス用語： *アニオン ,  *孔食 ,  *溶接構造物 ,  *沿岸帯 ,  *凍結融解 ,  *オーステナイト系ステンレス鋼 ,  団体規格 ,  引張応力 ,  残留応力 ,  濃度依存性 ,  重量損失 ,  *溶接部
準シソーラス用語： AISI304 ,  ビードオン溶接 ,  引張残留応力 ,  *沿岸域 ,  *塩化物イオン ,  重量ロス

分類 (3件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  溶接設計,溶接構造物  (WC07140A) ,  金属構造  (RA04050W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 凍結融解 ,  環境 ,  溶接 ,  AISI304 ,  孔食 ,  腐食