抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年も分光画像の研究発表は活発で,発表は国内より海外の国際会議に集中した。分光画像の記録分野では,Koganらがイメージスキャナを使ったインクジェット印刷色の分光反射率推定法を提案し,平均色差1.1以下の分光推定精度を実現した。Linらは撮影素子の領域ごとにカラーフィルターを動的に設定できる,イメージングデバイスのための適切なフィルタ設計法を提案した。分光撮影の光源と可視化の分野では,Darlingらが照明分布を考慮したレンダリング手法を提案した。Tominagaらは蛍光物質の分光特性を推定する手法を提案し,2種類の光源に白熱電球と太陽照明を用いることで高い精度を確認した。MacDonaldらはレーザースキャナに用いる最適波長として青450~460nm,緑530~540nm,赤595~605nmを決定した。分光画像処理の応用ではNishinoらがアレルギー性皮膚炎の評価方法を提案した。