抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,建設業のためのWAVE法による改善技法について紹介する。WAVE法とは,小集団で行うVEである(Working group Approach to VE),管理・間接業務改善に適用できるWAVE法である(Work Analysis’s VE),特徴的なワークシートを使うVEである(Worksheet Approach to VE),の三つの意味の頭文字をとって名づけたものである。2004年12月に日本バリュー・エンジニアリング協会より「建設業のためのWAVE法テキスト」が発行され,このテキストを使った「建設WAVE法研修会」を開催するための研修システムを開発した。それが,WAVE法の3部作であり,第1部「小集団活動のためのWAVE法テキスト」,第2部「VEアプローチによる「管理・間接業務の改善技法」WAVE法研修会テキスト」,第3部「建設業のためのWAVE法テキスト」で構成される。これまでに,第1部と第2部を紹介した。今回は第3部の骨子を抜粋し,その背景を交えて解説する。第3部は,日本VE協会・関西支部の研究会として,2002年6月からスタートした第4次WAVE法研修研究会の内容をまとめたものである。