抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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質感表現のCG技法を表面反射と散乱物質の表現を中心として紹介した。質感は光沢感,滑らかさ,粘性などの多様な感覚を含むが,本稿では,反射率,散乱率,吸収率,屈折率などの光学的特性,および法線分布や密度分布などの物体の表面付近における統計的特性などに起因する見かけの変化を質感とし,その計算モデルを解説した。情景モデルから画像生成をおこなうレンダリング処理において,物体の性質を直接示すのは局所照明モデルであり,質感表現の中核を成す。本稿では,表面反射モデル,表面下散乱モデル,およびこれらよりはややスケールの大きな樹木や髪の画像生成モデルを取り上げ,それらの技術状況を解説した。