文献

J-GLOBAL ID：201202273281939185   整理番号：12A1691002

ギリシャのNatura2000現場の管理への参加:クロスレベル分析からの証拠

Participation in the management of Greek Natura 2000 sites: Evidence from a cross-level analysis

著者 (3件)： APOSTOLOPOULOU Evangelia (Dep. of Ecology, School of Biology, Aristotle Univ. of Thessaloniki, UPB 119, 54124 Thessaloniki, GRC) ,  DRAKOU Evangelia G. (Dep. of Ecology, School of Biology, Aristotle Univ. of Thessaloniki, UPB 119, 54124 Thessaloniki, GRC) ,  PEDIADITI Kalliope (Mediteranean Agronomic Inst. of Chania, Makedonias 1, Chania, Crete 73100, GRC)
資料名： Journal of Environmental Management  (Journal of Environmental Management)
巻： 113  ページ： 308-318  発行年： 2012年12月30日 
JST資料番号： H0435B  ISSN： 0301-4797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 防護地域の支配は,管理過程への利害関係者および地域社会の包含物に関して,最近20年間にわたり迅速な前進を経験した。同じ期間に,ギリシャの生物多様性支配は,主として,管理機関の確立による参加するアプローチの採択に関して,少なくとも紙上での変化が特徴であった。しかしながら,これは,大多数のNatura2000現場のために制度化されておらず,これによって,管理作用のない現場への参加の存在,性質および効果に関する問題をもたらす。これは,国の状況の代表的な情景の形成を可能にするギリシャのNatura2000現場のための最初に行われた大規模なクロスレベル参加分析である。Natura2000現場が確立された3つの事例研究領域に関する部位特異的な見解と同様に,ギリシャのNatura2000ネットワークへの参加の国の情況に関する両方の一般的な見解の調査によって,ギリシャの生物多様性支配への参加の性質および役割を調査した。全体として,国の利害関係者,局地的な利害関係者,および地方レベル利害関係者,ならびに3つの事例研究領域の地域社会で行った734のアンケートを行い,96のインタビュー結果を分析した。結果は,支配レベルの,または事例研究現場間の有意な相違はなく,利害関係者の参加は,主として紙上に存在するが,住民参加は,実際に不在である。利害関係者の取決めは,レベルにわたって行政上のドキュメンテーションを介して行われ,主として,個人的接触とイニシアチブに基づいて,局部的に制限されると考えられる。被会見者および調査回答者は,利害関係者のNatura2000現場の管理への参加および群集の取決めの改良に向けた優先度を示した。全体として,本研究の結果は,促進,参加および取決め誘導,トレーニングのプログラムの進行と実行を介して,参加の意味のある,公平で協力的な2方向の形態を採用することに向けた政策発動の緊急の必要性を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 環境保全 ,  *自然保護 ,  地区 ,  *生物多様性 ,  人間 ,  *市民参加 ,  ギリシャ共和国
準シソーラス用語： 自然保護区 ,  生物多様性保全 ,  利害関係者

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  自然保護  (SB06000L)

タイトルに関連する用語 (5件)： ギリシャ ,  現場 ,  参加 ,  分析 ,  証拠