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J-GLOBAL ID：201202273294952180   整理番号：12A1050554

一貫製鉄所におけるバイオマス使用の効果-ゲート-ゲート・ライフサイクルインベントリ法

Effects of Biomass Use in Integrated Steel Plant - Gate-to-gate Life Cycle Inventory Method

著者 (2件)： SUOPAJAERVI Hannu (Lab. of Process Metallurgy, Univ. of Oulu) ,  FABRITIUS Timo (Lab. of Process Metallurgy, Univ. of Oulu)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 52  号： 5  ページ： 779-787 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオマス使用が鉄鋼生産での化石地球温暖化ガス排出を緩和する一つの可能性として認識されてきた。バイオマスは,最終製品の品質を損なうこと無しに高炉において化石ベースの還元剤を部分的に置換するのに使用できる。化石に基づく燃料に比較したバイオマスの長所は,再生可能なエネルギー源である点で,その結果,固有の系の境界中での二酸化炭素を中立化できると考えられる。高炉プロセスへのバイオマス導入の効果についての数学モデリングやラボスケール実験評価による研究はほとんどない。文献での他の例はライフサイクル評価に関わるものである。本稿では,工場立地スケールでのバイオマス使用の効果をエネルギー収支とCO₂低減能力に関して報告した。 物理-化学的関係に基づく評価用の一貫製鉄所モデルを開発した。モデルは一貫製鉄所の環境負荷の評価についてのゲート-ゲートライフサイクルインベントリーの計算に使用できる。高炉プロセスでの羽口吹込物質としての木炭の効果を最初に評価した。本研究から,プラントスケールで化石CO₂排出量15.4~26.4%の低減が達成できることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *製鉄所 ,  ライフサイクルアセスメント ,  *生物燃料 ,  環境影響 ,  還元剤 ,  *高炉操業 ,  排出量 ,  *分析 ,  減少
準シソーラス用語： ライフサイクルCO2 ,  *ライフサイクル・インベントリー分析 ,  *バイオマス燃料 ,  二酸化炭素排出削減

分類 (1件)： 製銑  (WD01050P)

引用文献 (26件)：

• 1) Worldsteel Association: World Steel in Figures 2011, http://www.worldsteel.org (accessed August 2011).
• 2) J. P. Birat: Proc. of 1st Int. Symp on Slag Valorization, ACCO, Leuven, (2009), 1.
• 3) T. Norgate and D. Langberg: ISIJ Int., 49 (2009), 587.
• 4) J. A. MacPhee, J. F. Gransden, L. Giroux and J. T. Price: Fuel Process. Technol., 90 (2009), 16.
• 5) T. Matsumura, M. Ichida, T. Nagasaka and K. Kato: ISIJ Int., 48 (2009), 572.

タイトルに関連する用語 (4件)： 製鉄所 ,  バイオマス ,  ゲート ,  ライフサイクルインベントリ