抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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中型車に求める走りと燃費性能を高次元で両立することを目的とした新型CVTの開発のねらい,基本構造,主要技術を紹介した。基本レイアウトの特徴は次の通りである。1)燃費と走りの両立のためにレシオレンジを6.54に拡大,2)半吐出切換え機構付ベーン式オイルポンプの制御を進化させ,半吐出領域の拡大を行い,3)電動オイルポンプを採用することで,アイドリングストップ機構に対応し,4)高効率と高金属摩擦係数を両立するCVTフルードを採用,5)プーリV面の面性状の最適化を行い,6)クラッチ圧を専用リニアソレノイドで常時制御できる油圧回路とし,スロットル等と効果的に協調する保護制御を採用した。USのCAFE.Comb.燃費モードにおいて,従来の5ATに比べ約10%,国内のJC08モード燃費においても,従来のCVTと比べ,やく5%向上するCVT伝達効率向上を達成した。