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J-GLOBAL ID:201202273354028445   整理番号:12A0900045

4-O-メチルホノキオールはNF-κB活性のp21による抑制により結腸腫瘍増殖を阻害する

4-O-methylhonokiol inhibits colon tumor growth via p21-mediated suppression of NF-κB activity
著者 (16件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 706-715  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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モクレン属のビフェノール化合物は抗腫瘍作用のような薬理学的活性を示す。本研究ではMagnolia officinalisの成分である4-O-メチルホノキオール(MH)のヒト結腸癌細胞増殖に与える影響とその作用機構を検討した。4-O-メチルホノキオール(0-30 μM)は構成的活性化核因子(NF)-κB DNA結合活性を低下させ,ヒト結腸(SW620,HCT116)癌細胞増殖を阻害した。またG0-G1相細胞周期停止後のアポトーシスを誘導した。しかしp21の低分子干渉RNA(siRNA)によるノックダウン又はサイクリンD1/Cdk4結合部位変異p21による形質移入はMH誘導細胞増殖阻害,NF-κB活性阻害,サイクリンD1とCdk4の発現を取り消した。反対に,特異的阻害剤又はsiRNAによるNF-κB阻害はHMによるアポトーシスを増加させた。4-O-メチルホノキオールは腫瘍増殖,NF-κB活性及び抗アポトーシス蛋白質発現を阻害したが,SW620癌細胞異種移植ヌードマウスのアポトーシス蛋白質とp21発現は増加させた。本研究ではMHがp21によるヒト結腸癌細胞増殖をNF-κB抑制により阻害することを明らかにし,この化合物が単独又は他の抗癌剤と併用で癌治療に有効であることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  植物の生化学 
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