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J-GLOBAL ID:201202273370087613   整理番号:12A0724279

カワウ(Phalacrocorax carbo)とその主要な餌,コイ(Cyprinus carpio)及びキベリオブナ(Carassius gibelio)中の20元素の蓄積

Accumulation of 20 elements in great cormorant (Phalacrocorax carbo) and its main prey, common carp (Cyprinus carpio) and Prussian carp (Carassius gibelio)
著者 (7件):
資料名:
巻: 80  ページ: 244-251  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: A0825B  ISSN: 0147-6513  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では営巣期間のカワウ(Phalacrocorax carbo)の種々の組織(筋肉,肝臓,腸,羽毛及び骨)とその主要な餌(コイ(Cyprinus carpio)とキベリオブナ(Carassius gibelio))の種々の組織(筋肉,肝臓,えら,腎臓及び生殖腺)の20の重金属及び微量元素(Al, As, B, Ba, Cd, Co, Cr, Cu, Fe, Hg, Li, Mg, Mn, Mo, Ni, Pb, Si, Se, Sr及びZn) を分析した。カワウと魚の標本はEcka養魚場(セルビア)及び近隣の河川で採取した。主成分分析(PCA)からカワウの肝臓はHg,Fe,Cu及びMoが高濃度であることで他の4つの組織と違っており,羽毛はAl及びSiがより高濃度であり,骨はSr及びMgがより高濃度であった。3つの年齢クラスのカワウの中で差は羽毛の元素濃度のみで観測した。亜成体のカワウはHg及びZn濃度がより高いことで異なっており,成体はFeがより高濃度で区別できた。餌(コイとキベリオブナ)と比較しカワウの筋肉のFe,Hg及びCuはより高濃度であった。カワウの幼体の肝臓及び亜成体の肝臓と羽毛で毒性濃度である4μg/l乾燥重量のHgを測定した。Hg濃度は試験した組織すべてで有意に相関していた。カワウは試験した2種の魚類よりも筋肉及び肝臓のFe及びHg濃度が有意に高かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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動物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 

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