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J-GLOBAL ID:201202273372767638   整理番号:12A0311725

ナイルティラピア(Oreochromis niloticus)におけるベンゾ-a-ピレンにより誘導されたチトクロームP450 1C1相補DNAのクローニング,配列分析及び構成発現

Cytochrome P450 1C1 complementary DNA cloning, sequence analysis and constitutive expression induced by benzo-a-pyrene in Nile tilapia (Oreochromis niloticus)
著者 (5件):
資料名:
巻: 109  ページ: 17-24  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CYP1CはP450のCYP1ファミリーの中で最新の一員である。しかしながら,その生理学的意義,誘導物質及び代謝機能については不明である。本研究において,ベンゾ-a-ピレン(BaP)の体腔内注射後のナイルティラピア(Oreochromis niloticus)の肝臓からCYP1C1をコード化するCYP1Cサブファミリーの新しい相補DNAを単離した。完全長cDNAは2233塩基対(bp)の長さで,526のアミノ酸からなる蛋白質及び終止コドンをコード化する1581bpの翻訳可能領域を含んでいた。その配列は642bpの3′-非コード領域を示した。O.niloticusのCYP1C1の推定アミノ酸配列は,タイ科魚のCYP1C1,タップミノーのCYP1C1,1C2,ニホンウナギのCYP1C1,ゼブラダニオのCYP1C1,マゴイのCYP1C1,タイ科魚のCYP1C2,マゴイのCYP1C2及びゼブラダニオのCYP1C2とそれぞれ86,82.5,79.7,78.7,77.8,75.5,69.6及び61.3%相同性を示した。アミノ酸配列に基づいた系統樹はティラピアのCYP1C1とタイ科魚のCYP1C1とが他種のCYP1C遺伝子よりも互いに密接な関連があることを明確に示した。さらに,ティラピア(O.niloticus)の各種器官におけるBaPによるCYP1C1mRNAの誘導を測定するために,これまでの研究に基づいて内部対照としてアクチン遺伝子を選び,それらの発現変動性を評価した。リアルタイムPCR分析の結果は,肝臓(43.1),腸(5.1)及び筋肉(2.4)中にCYPC1mRNAの大量増加があったことを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  遺伝的変異 
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