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J-GLOBAL ID:201202273435240937   整理番号:12A0263258

プロ求電子性化合物,カルノシン酸はミクログリアのLPS誘導活性化を阻害する

Carnosic acid, a pro-electrophilic compound, inhibits LPS-induced activation of microglia
著者 (6件):
資料名:
巻: 418  号:ページ: 22-26  発行年: 2012年02月03日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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今までの研究において,著者らはカルノシン酸(CA)がKeap1/Nrf2経路を活性化して皮質ニューロンを防御し,この活性化は「求電子性」キノン型CAによりKeap1蛋白質の重要なシステインのチオールのS-アルキル化により開始されることを報告した。今回著者らは,プロ求電子性CAがマウスのマイクログリア細胞株MG6細胞のin vitroリポ多糖類(LPS)誘導の活性化を阻害することを見いだした。CAは,誘導NOシンターゼ値の減少と関連するNO産生を阻害した。CA又はLPSのいずれもが,今回用いた濃度で細胞の生存に影響しなかった。CAのこれらの作用は,フェーズ2遺伝子類(gclc,gclm,nqo1及びxct)の誘導により仲介されていると思われた。著者らは,フェーズ2遺伝子類の誘導剤がミクログリア活性化の重要なレギュレーターであろうことを提案する。このようにCAは,フェーズ2遺伝子類の誘導を通してニューロンに対する防御作用及びミクログリアに対する抗炎症作用を提供するユニークなプロ求電子性化合物である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  中枢神経系 
物質索引 (1件):
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