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J-GLOBAL ID:201202273439449814   整理番号:12A1421990

地下水試料中の8種のフルオロキノロン類の超音波支援イオン液体分散液-液ミクロ抽出と高速液体クロマトグラフィー/蛍光検出による定量

Determination of eight fluoroquinolones in groundwater samples with ultrasound-assisted ionic liquid dispersive liquid-liquid microextraction prior to high-performance liquid chromatography and fluorescence detection
著者 (4件):
資料名:
巻: 748  ページ: 20-27  発行年: 2012年10月20日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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地下水中の8種のフルオロキノロン類(マルボフロキサシン,ノルフロキサシン,シプロフロキサシン,ロメフロキサシン,ダノフロキサシ,エンロフロキサシ,オキソリン酸,及びナリジクス酸)の抽出のための超音波支援イオン液体分散液-液ミクロ抽出(US-IL-DLLME)法を高速液体クロマトグラフィー/蛍光検出(HPLC-FD)を利用して開発した。超音波支援法を適用して小容量の分散溶媒(メタノールの0.4mL)を利用する微細な白濁溶液の形成を加速し,これが抽出効率を増加して平衡時間を短縮した。本DLLME法で,抽出溶媒と分散溶媒として,イオン液体(IL)1-オクチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロリン酸([C8MIM][PF6])とメタノール(MeOH)をそれぞれ用いた。抽出溶媒としての1-ヘキシル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロリン酸([C6MIM][PF6])や1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムヘキサフルオロリン酸([C4MIM][PF6])との比較によって,[C8MIM][PF6]を利用するとき,一層容易に白濁溶液が形成されることが観察された。イオン液体の型と容量,分散溶媒の型と容量,氷水中での冷却時間,超音波時間,遠心分離時間,試料のpH,及びイオン強度などの抽出効率に影響する因子を最適化した。分析法に氷水浴抽出を含めるとき(85-107%),この過程を含めないときと比べて,フルオロキノロン類の回収率のわずかな増加が観察された。最適条件下での本法の直線性は,0-300ngL-1の範囲で観察され,相関係数は>0.9981であった。本法は,0.8-13ngL-1の範囲の検出限界のすぐれた感度,及び4.8-9.4%(RSD,n=5)の相対標準偏差のすぐれた精度を示した。すぐれた濃縮係数(122-205)と回収率(85-107%)が地下水試料中の標的検体の抽出で得られた。この単純で経済的な方法が実際の地下水試料の分析に成功裏に適用され,満足される結果が得られた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  天然水のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
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