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J-GLOBAL ID:201202273461329091   整理番号:12A0724489

幾つかの天然植物色素の抽出と特性解析

Extraction and characterization of some natural plant pigments
著者 (6件):
資料名:
巻: 40  ページ: 129-135  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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化粧品に利用することを目的として,幾つかの植物色素の抗酸化活性,総フェノール類含量,総フラボノイド類含量,および抗菌作用を調べた。13種の天然植物色素(黒米,紫サツマイモ,黄色ニガウリ,黄色パプリカ,赤キャベツ,黄色クチナシ,青色クチナシ,ジオウ,クワの葉,タマネギ塊茎皮,ブドウ果皮,クワおよびレッドビート)のDPPH(1,1-ジフェニル-2-ピクリルヒドラジルラジカル捕捉活性,最大植物抽出物濃度2500mg/Lでの対照区に対する%)は,赤キャベツの88.9%から青色クチナシの18.0%まで広範囲であった。総フェノール類含量が最も高かったのはタマネギ塊茎皮色素(404.2μg/ml)であり,最も低かったのはジオウ色素(11.4μg/ml)であった。赤キャベツは総フラボノイド含量が最も高く,95.5μg/mlであった。天然植物色素の抗酸化活性を寒天拡散法により評価した。ほとんどの天然色素はBacillus subtilis(枯草菌),Micrococcus luteus(球菌),Escherichia coli(大腸菌),およびVibrio parahaemolyticus(腸炎ビブリオ)に対して,生育阻止環の形成を示した。紫サツマイモ,クワ,クワの葉,ブドウ果皮および青色クチナシは高い抗菌活性を示した。これらの結果から,天然植物由来の色素は高い生物活性を有し,それぞれの色素の種類に応じて異なる特性を示すことがわかった。したがって,これらの機能性成分を有する植物資源は,自然化粧品および食品補助剤の優れた材料として利用することができると考えた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  化粧品 
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