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J-GLOBAL ID:201202273476721621   整理番号:12A1311014

アルキド樹脂中への巨大分子浸透の陽電子消滅寿命分光および拡散の調査

Positron annihilation lifetime spectroscopy and diffusion studies of large molecule penetrants into alkyd resins
著者 (2件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 509-526  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: A0541C  ISSN: 0300-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルキド樹脂は透明膜を製造するのに用いることができ,それらの特性はそれらの硬化に用いた方法に依存する。触媒を変化させることはこの形成した膜の物理的性質に顕著な効果を持つことができる。陽電子消滅寿命分光(PALS)測定を触媒の変化が如何にアルキド樹脂系についての自由体積に影響するかを探求するために用いた。巨大分子浸透剤;ジオクチルフタレート,2-エチルヘキシルベンジルフタレート,ノニルフェノールエトキシレート,イソプロピルミリステートおよびオレイン酸についてのこれらアルキド樹脂への拡散測定を報告する。拡散挙動は温度が樹脂のガラス転移温度を通して上昇する時に変化するが,浸透剤の化学構造に敏感でもある。拡散は,多くの場合の単純なFickの挙動からずれ,拡散に影響する可塑化を示している。有効な自由体積と平均的な分子サイズの比較が,拡散は母相が重要な役割を果す複雑な協調的運動を含むことを示す。高温でのアルキド樹脂の後熱処理による架橋密度の増加が自由体積を減少させ,母相中へ浸透する巨大分子に対する能力を低下させる。オレイン酸は二段階拡散過程を示す;第二段階は酸触媒劣化の結果としての樹脂構造の切開を伴う。イソプロピルミリステートの異常な挙動は,その好ましい配座を選ぶ能力と母相との高い適合性の度合いによる。本研究は,被覆を通しての侵入と拡散に対する能力に及ぼす浸透剤の化学構造の重要性を強調している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子溶液の物理的性質 

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