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J-GLOBAL ID:201202273523290316   整理番号:12A0146217

農村廃水処理のための滴下曝気による新規な鉛直流人工湿地システムの研究

Study of a Novel Vertical Flow Constructed Wetland System with Drop Aeration for Rural Wastewater Treatment
著者 (5件):
資料名:
巻: 223  号:ページ: 889-900  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0720A  ISSN: 0049-6979  CODEN: WAPLAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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人口湿地は農村廃水処理のための信頼性の高い技術と考えられている。しかし,従来の人工湿地は低い除去効率と限られた酸素輸送能力に伴う問題に直面している。そのため,本研究では滴下曝気による新規な鉛直流人工湿地(VFCW)システムを開発した。それぞれ0.75m2のパイロットスケールの鉛直流人工湿地を同じ寸法と形態で建設したが,媒体は異なり,一つは1:1(重量)のゼオライトとドロマイトを充填し(CW1),他はゼオライトのみを充填した(CW2)。異なる運転段階における多レベル2層滴下曝気装置の酸素輸送能力,CW1とCW2の有機物と窒素除去率,及び深さに沿った汚染物質分布を検討した。結果は,直接滴下曝気プロセスと比べて多レベル2層滴下曝気装置が滴下1m当たり2~6mg/L高い溶存酸素を供給し,6レベル2層滴下曝気装置の設置後,CW1のBOD5除去が8.1から14.2g/m2・dまで改善することを示した。異なる濾過媒体については,第1年目にゼオライトの吸着によって窒素除去率が改善され,CW1に比べてCW2では5~36%高いNH4-Nの除去率が得られた。リン酸塩除去に対する有意な効果を持たなかったことから,ドロマイトをゼオライトに置き換えることができる。COD除去は全ての運転段階で濾過層の上部15cm内で起こるが,VFCMの深さに沿って窒素の分布は異なる運転段階で異なっていた。さらに,運転問題は発生しなかったので,滴下曝気を持つ鉛直流人工湿地は農村廃水処理に適した代替策であり,低い資本及び運転コスト,エネルギー消費が無いこと,保守の容易性,高い水力学的負荷速度,高い汚染物質除去率,及び閉塞のないことなど多くの利点を持つ。Copyright 2011 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理 

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