抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気と比較して蒸気はエネルギーコストが安く,省エネの面から注目されている。蒸気駆動スクリュー式圧縮熱回収型エアコンプレッサ(SD1310CO/L-HR)は,大気への放熱として捨てられている空気圧縮機の圧縮熱を高温水(約80°C)として回収し,駆動エネルギーの源泉である蒸気ボイラの給水予熱として利用することにより,熱源燃料を削減する。蒸気モータに入口には緊急遮断機能付蒸気容量制御弁が設けられ,圧縮機ユニットから発生する圧縮空気の出口圧力をモニタリングして,圧縮空気の量を調整して,機敏な負荷応答,部分負荷時のエネルギーロスを防ぐことが可能となっている。一般的なオープンドレン回収など廃熱回収を実施している場合でも,ほぼ全量を予熱済ボイラ給水として利用することが可能であり,コンプレッサの省エネのみならず,工場のエネルギーシステム全体のエネルギー消費効率の向上に寄与できる。併せてCO
2削減による地球温暖化の抑制,電力消費のピークカットにの大きく貢献できる。