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J-GLOBAL ID:201202273617783936   整理番号:11A1043398

川県地震地区における中学生の精神衛生状態

Mental health status among middle school students in Wenchuan earthquake region
著者 (5件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 134-139  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2346A  ISSN: 0253-9624  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】地震3カ月後の川県地震地区における中学生の精神衛生状態を調査する。【方法】被災地区の3件の中学校の38クラスを選択し,1966人の学生を本試験に参加させた。心的外傷後ストレス障害(PTSD)チェックリスト一般版を用いてPTSD陽性をスクリーニングし,自覚的社会的支援尺度(PSSS)を用いて自覚的社会的支援レベルを評価した。【結果】有効な1958件のアンケートを選択した。PTSDの全体的陽性率は78.29%(1958件中1533件)であった。女子のPTSD有病率は82.30%(1034例中851例)となり,男子よりも高かった(73.92%(924例中683例),χ2=20.22,P<0.01)。少数民族の学生の割合は80.27%(1713例中1375例)となり,漢族の学生よりも高かった(64.98%(237例中1.54例),χ2=28.75,P<0.01)。農村部の学生の割合は83.52%(1044例中872例)となり,都市部の学生よりも高かった(72.43%(914例中662例),χ2=35.37,P<0.01)。自身により損傷していた割合は90.38%(104例中94例)となり,非受傷者よりも高かった(77.66%(1853例中1439例),χ2=9.40,P<0.01)。被験者の社会的支援および家族による支援の自覚的レベルは高く,家族以外の支援のレベルは平均的であった。スコアの中央値はそれぞれ21,60および39であった。PTSDの重篤度は自覚的社会的支援,家族による自覚的社会的支援および家族以外の自覚的社会的支援と負の相関があった(それぞれr=-0.191,-0.130および-0.190,いずれもP<0.01)。【結論】災害地域の中学生ではPTSD発症率は高い。PTSDの症状および重篤度は中学生で異なっており,種々の特徴がある。また,学生が自覚的社会的支援を多く受けるほど,健康状態は良好になる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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精神衛生 
タイトルに関連する用語 (5件):
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