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J-GLOBAL ID:201202273674439630   整理番号:12A0265994

ダイヤモンド状炭素表面および窒素含有プラズマ重合ポリマ表面に関する蛋白質吸着特性の比較

Comparison on protein adsorption properties of diamond-like carbon and nitrogen-containing plasma polymer surfaces
著者 (7件):
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巻: 520  号:ページ: 3021-3025  発行年: 2012年01月31日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,ダイヤモンド状炭素(DLC)および窒素含有プラズマ重合ポリマ(NPP)について,表面特性および機能性蛋白質結合特性を,X線光電子分光法(XPS),電子常磁性共鳴(EPR),酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)および酵素活性度検定法などの方法を用いて比較した。NPP表面は,その組成と表面エネルギーに関して蛋白質との類似性が大きく,蛋白質の生体活性を保持する自然な形での蛋白質の固定化に適していることを記した。EPR解析は,NPP表面でのラジカルが,蛋白質の共有結合固定化において,より速やかに寄与できることを示唆した。この結果は,NPP表面が,DLC表面と比べて約2倍の固定化蛋白質共有結合被覆率を有するという,ELISAおよびXPS解析の結果と矛盾しなかった。酵素活性度検定は,NPP表面での固定化ホースラディッシュについて,過酸化に対する蛋白質生物活性の保持が優れていることを示した。この特性は,物理的性質および化学的性質が,蛋白質固定表面と類似性が大きいことに起因することを記した。生物活性蛋白質について,高度の共有結合固定化および生物活性の保持の拡張を要する応用に対して,NPP表面の方が明らかに好ましいことを指摘した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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物理的手法を用いた吸着の研究 

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