抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地震と風とどちらが怖いかと問われると,日本人の大半が地震と答える。地震が予測できず,心理的インパクトが大きいことが原因と思われる。近年,人的被害は激減したものの毎年台風による被害は大きく,数千億円の損害保険金が支払われている。強風被害について軽視されすぎている傾向がある。最近の台風被害の状況,竜巻等の突風被害の例,2000年の建築基準法改正による実質的な風荷重の低減の問題,建築基準整備促進事業の動向を紹介する。