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J-GLOBAL ID:201202273762396673   整理番号:12A1000481

CXCL1パラクリンネットワークは癌化学耐性と転移を結び付ける

A CXCL1 Paracrine Network Links Cancer Chemoresistance and Metastasis
著者 (14件):
資料名:
巻: 150  号:ページ: 165-178  発行年: 2012年07月06日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌の転移と化学耐性は関連した現象であるが,この関連の分子基盤は不明である。著者らは乳癌の転移と化学耐性の二つの過程を引き起こす癌細胞,骨髄性細胞,内皮細胞間のパラクリンシグナルのネットワークについて解明した。転写過活動または4q21増幅によってCXCL1とCXCL2を過剰発現する癌細胞を転移部位で生存するようにプライミングする。CXCL1/2はCD11b+Gr1+骨髄性細胞を腫瘍に引きつけ,この細胞は癌細胞生存を促進するS100A8/9を含むケモカインを生成する。化学療法薬は癌細胞を殺すが,これらの治療は内皮細胞やその他の間質細胞によるTNF-α生成につながる平行間質反応を引き起こす。TNF-αはNF-kBを介して癌細胞におけるCXCL1/2発現を増やし,その結果,CXCL1/2-S100A8/9ループを増幅して化学耐性を生じる。CXCR2遮断薬はこの周期を遮断し,乳腺腫瘍,特に転移に対する化学療法の効果を高める。この内皮-癌-骨髄シグナル伝達相互作用のネットワークは,化学耐性と転移を結び付ける機序と合わせ,治療介入の機会をもたらす。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
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