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J-GLOBAL ID:201202273779002903   整理番号:12A0565705

クロマチン結合蛋白質HMGN3はGlyt1遺伝子のヒストンアセチル化および転写を刺激する

The chromatin-binding protein HMGN3 stimulates histone acetylation and transcription across the Glyt1 gene
著者 (8件):
資料名:
巻: 442  号:ページ: 495-505  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グリシントランスポーター(Glyt1)遺伝子を用いて,HMGN3によるヒストン修飾および遺伝子調節機構を調べた。Hepa-1細胞においてHMGN3aおよびその調節性ドメインを欠損したバリアントであるHMGN3bを導入したところ,いずれのバリアントともGlyt1遺伝子およびその周辺全体にわたって結合することが分かった。HMGN3aおよび3bの結合は,ヒストンH3のLys14(H3K14)のアセチル化およびGlyt1aの発現を誘導したが,H3K4のトリメチル化およびH3K9のアセチル化には影響しなかった。in vitroにおけるヒストンアセチル化能も測定したところ,HMGN3aおよび3bはいずれもヌクレオソームに結合できるが,HMGN3aのみがヒストンアセチルトランスフェラーゼのPCAFのアセチル化活性を促進できることが分かった。HMGN3は,Glyt1遺伝子およびその周辺のH3K14をアセチル化することで,より効率的な転写伸長およびmRNA産生を誘導する働きがあると結論付けた。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  遺伝子発現 

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