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J-GLOBAL ID:201202273783649032   整理番号:12A0835117

酸化グラフェン-『分子標識』様蛍光プローブをもちいたバイオチオールの高感度高選択的検出

Highly sensitive and selective detection of biothiols using graphene oxide-based “molecular beacon”-like fluorescent probe
著者 (5件):
資料名:
巻: 731  ページ: 68-74  発行年: 2012年06月20日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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標識チミン(T)リッチ一本鎖DNA(ssDNA)FITC,GOおよびHg2+イオンで構成される,酸化グラフェン(GO)-『分子標識』様蛍光プローブを用いて,バイオチオールの定量分析のための蛍光測定法を開発した。T-Tミスマッチを含む標識ssDNAは,Hg2+存在下では自己ハイブリッドして二本鎖となって,GO上への吸着を抑制でき,このGOに基づく蛍光発光プローブが回復した。グルタチオン(GSH)およびシステイン(Cys)といったバイオチオールの添加後に,プローブの蛍光発光が抑えられた。これはチオール基が選択的にT-TミスマッチをもつHg2+イオンの競合連鎖反応を止めるためである。本研究では,GOプローブを用いてGSHおよびCysの測定を行った。最適条件下,蛍光発光強度比I0/Iと検出限界1.0×100-9molL0-1,2.0×100-9-5.0×100-9molL0-1の範囲でのGSH濃度の線形相関が得られた。Cysに関してこの線形範囲は5.0×100-9-4.5×100-7molL0-1,検出限界2.0×100-9molL0-1である。提案した手法により,ヒト血清および細胞抽出試料におけるGSH測定で十分な結果が得られた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  生物物理的研究法 
物質索引 (4件):
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