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J-GLOBAL ID:201202273850992413   整理番号:12A1151640

サポシン様蛋白質SPP-12はCaenorhabditis elegans(線虫)の咽頭ニューロンにおける抗菌性ポリペプチドであり自然の病原性微生物に対する防御に関与する

The saposin-like protein SPP-12 is an antimicrobial polypeptide in the pharyngeal neurons of Caenorhabditis elegans and participates in defence against a natural bacterial pathogen
著者 (3件):
資料名:
巻: 445  号:ページ: 205-212  発行年: 2012年07月15日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Caenoporeは,線虫の抗菌性,孔形成ポリペプチドであり,腸内免疫系に関与する。しかし本研究は,caenopore遺伝子ファミリー(spp)のspp-12が咽頭ニューロンだけに発現することを証明する。SPP-12は,caenoporeに特有のpH依存的様式で,リン脂質膜と結合して孔を形成した。また膜透過により,グラム陽性菌,酵母細胞,アメーバを殺し,標的細胞の範囲が広いことを示唆した。spp-12ノックアウト変異体は,野生型より,病原性Bacillus thuringiensis存在下で生存率が低下し,非病原細菌存在下で影響なかった。それに対して,腸で特異的発現するspp-1のノックアウト変異体は,病原性細菌に対する耐性が増加し,非病原細菌存在下で生存率が低下した。またspp-1の転写は,病原性細菌存在下で下方制御された。SPP-1ではなくSPP-12は,病原性B.thuringiensisに対する抵抗性に寄与する。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  動物の生化学 

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