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J-GLOBAL ID:201202273877451708   整理番号:12A0604020

抗癌剤のin vitro放出のためのpH応答性ポリ(ビニルアルコール)/ナトリウムカルボキシルメチルセルロースIPNミクロスフェアの調製と特性評価

Preparation and characterization of pH sensitive poly(vinyl alcohol)/sodium carboxymethyl cellulose IPN microspheres for in vitro release studies of an anti-cancer drug
著者 (6件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 1905-1919  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(ビニルアルコール)およびナトリウムカルボキシメチルセルロースからなる,相互侵入高分子網目ミクロスフェア(IPNMs)を,油中水滴型エマルションで調製し,グルタルアルデヒドにより架橋した。抗癌剤である5-フルオロウラシル(5-FU)を,その場法でIPNMsに充填した。IPNMsのグルタルアルデヒドによる架橋を確認するため,これらのIPNMsをFourier変換赤外分光により解析した。薬剤を充填したIPNMsの示差走査熱量計およびX線回折による分析で,IPNMs中の5-FUの均一な分子分散が確認された。光学顕微鏡により測定された粒径は,平均で80~250μmであった。走査型電子顕微鏡による観察で,滑らかな表面で球形のミクロスフェアの形成が確認された。これらのIPNMsへの5-FUのカプセル化効率は,62%まで達成された。異なるpH条件(pH=1.2および7.4)におけるIPNMsの薬剤放出プロファイルにより,形成されたIPNMsがpH感受性であり,その結果,インビトロ溶解実験中の,制御された放出ができたことを確認した。IPNMsを通した薬剤の拡散性を理解するために,経験式により解析した。カプセル化効率および放出パターンの両者とも,充填した薬剤の量のみならず架橋剤にも依存することが認められた。インビトロ放出実験は,10時間以上の5-FUの放出を示した。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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高分子担体・触媒反応  ,  物理薬剤学 

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