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J-GLOBAL ID：201202273906829340   整理番号：12A1367964

Notchシグナル伝達システム:保存性経路の複雑性に関する最近の識見

The Notch signalling system: recent insights into the complexity of a conserved pathway

著者 (3件)： GURUHARSHA K.G. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  KANKEL Mark W. (Harvard Medical School, Massachusetts, USA) ,  ARTAVANIS-TSAKONAS Spyros (Harvard Medical School, Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Genetics  (Nature Reviews. Genetics)
巻： 13  号： 9  ページ： 654-666  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： W1326A  ISSN： 1471-0056  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Notchシグナル伝達は細胞の分化,増殖およびアポトーシスを調節している。最近のゲノムスケールの研究により,Notchシグナル伝達に影響を及ぼす極めて複雑な遺伝子ネットワークの存在が明らかになってきた。本総説では,Notchシグナル伝達の調節機構について概説した。最初に,シグナル伝達の調節の多様なレベルについて,遺伝子量の感受性,シスおよびトランスにおける調節,別の調節機構に焦点を当てながら解説した。次に,Notchシグナル調節の遺伝学に関して,キイロショウジョウバエにおけるNotchの遺伝的相互作用,C.EelegansにおけるNotchの遺伝的相互作用および遺伝子スクリーニングの理解を中心に解説を加えた。また,シグナル伝達クロストークと統合のノードについて,Notchシグナルの他の経路との統合,NotchとRTKのクロストークおよびクロストークのノードの保存に焦点を当てながら解説した。さらに,システムレベルとプロテオミクスのアプローチに関して解説を加えた。最後に,Notchシグナル伝達システムに関する研究の将来展望について考察した。

シソーラス用語： *細胞情報伝達 ,  遺伝子量効果 ,  Notch受容体 ,  膜貫通タンパク質 ,  受容体型チロシンキナーゼ ,  ネットワーク ,  プロテオーム ,  Caenorhabditis elegans ,  ショウジョウバエ
準シソーラス用語： *Notchシグナリング ,  Delta ,  遺伝子ネットワーク ,  キイロショウジョウバエ ,  受容体クロストーク

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： Notchシグナル ,  保存 ,  経路 ,  複雑性