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J-GLOBAL ID:201202273916464480   整理番号:12A0802333

ペルオキシレドキシンは,概日リズムの保存されたマーカーである

Peroxiredoxins are conserved markers of circadian rhythms
著者 (20件):
資料名:
巻: 485  号: 7399  ページ: 459-464  発行年: 2012年05月24日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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細胞からなる生物が出現したのは約37億年前である。地球上の生物は,わずかな例外を除いて,地球の自転によって起こる予測可能な日周期のもとで進化してきた。環境のこのような周期変動を予期する生物は有利になり,そのことが,内部生理機構を外部条件に同調させる内因性概日リズムの進化の推進力となってきた。こうした概日リズムを駆動する機構の分子系統学については,すでに同定されている時計遺伝子や時計タンパク質に,真正細菌,古細菌,真核生物という生物のドメインすべてにわたって保存されているものがないため,これまで解析が難しかった。今回我々は,さまざまなモデル生物でペルオキシレドキシンタンパク質の概日振動を詳しく調べ,その酸化還元周期が,概日リズムの普遍的マーカーであって,生物の全ドメインに共通することを明らかにした。さらに,それぞれのモデル系において,ペルオキシレドキシン代謝周期と時計機構の転写-翻訳フィードバックループとの相互連結性を解析した。これらの結果は,約25億年前に起こった大酸化事変以降に,細胞の計時機構と酸化還元恒常性維持機構とが密接に関係して共進化したことを示唆している。Copyright Nature Publishing Group 2012
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