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J-GLOBAL ID:201202273930902032   整理番号:12A0313142

天然存在比の3JHH強カップリング存在下におけるより正確な1JCHカップリング測定

More accurate 1 J CH coupling measurement in the presence of 3 J HH strong coupling in natural abundance
著者 (6件):
資料名:
巻: 215  ページ: 10-22  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: D0079D  ISSN: 1090-7807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Jカップリングは現在グリカンおよび蛋白質の分子構造および動力学を推定するために日常的に用いられているRDC(残留双極子結合)の測定において不可欠である。対象となる分子の真の構造および動力学をRDCが反映するために1JCHの正確な測定が重要である。17の糖について1H次元においてHSQC型パルスシーケンスを用いて測定した1JCH値と13C次元において測定したものとのの間の顕著な不一致を報告し,これらの不一致が強いスカラーカップリングから生じることを示した。1JCHの測定における誤差をどのように最小にするかを決定するために,積演算子定式および強カップリング存在下のLiouville式の解(緩和効果は考慮しない)にもとづくスペクトルシミュレーションを用いて強カップリング効果を詳細に解析した。どちらの次元においても2D HSQC系シーケンスを用いて測定した見かけの1JCHは最大4Hzの誤差があり得ること,および1H次元において測定した値は13C次元のものと最大7Hz異なり得ることを報告した。スペクトルシミュレーションは強カップリングによって誘発される誤差を再現し得ること,およびこれらを用いて真の1JCH値を引き出し得ることを示した。改変Z-フィルタ結合HSQCを用いて測定したこと1JCH値が強カップリングによる影響を依然として受けることを見いだした。スペクトルシミュレーションによって正確な1JCHが得られ,強カップリング存在下の誤差は1%の低さであると結論した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物のNMR  ,  単糖類 
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