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J-GLOBAL ID:201202273944648309   整理番号:12A0368461

大都市域に創出したビオトープが出現動物に与える影響と課題

INFLUENCE OF A BIOTOPE BUILT IN THE METROPOLITAN AREA ON THE ANIMALS WHICH APPEARED, AND PROBLEMS WHICH THE BIOTOPE HOLDS NOW
著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号: 38  ページ: 391-396 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: L4777A  ISSN: 1341-9463  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大都市域に造るビオトープは,新築建物を対象とした屋上ビオトープ,既存建物を対象とした薄層型屋上ビオトープ,敷地内地上部に造るビオトープなどがあり,さまざまな立地条件やコンセプトのもとで造られることになる。ビオトープの研究例としては,生物相の遷移を扱ったもの,ビオトープの造り方を扱ったものなどがあり,多くの有用な知見が示されている。しかしながら自然生態系が顕著に喪失し貧弱化しつつある東京などの大都市域において,生物および非生物的環境の変化が出現動物にどのような影響を与えるか,さらにはビオトープ創出に伴う課題などを扱った研究は少ないようである。東京都江東区に立地する研究施設敷地内地上部のビオトープについて,生物および非生物的環境の変化が出現動物に与える影響を4年間にわたって調査研究を実施した。その結果,同ビオトープの生態的な特性やその空間を満たす非生物的環境などのデータを取得し,導入動物の同ビオトープへの適応性や生態的な効果を検証するとともに,この種のビオトープが出現動物に与える影響や課題が明らかになったので報告している。ここでは昆虫類,非生物的環境が導入動物に与える影響,浮島とカルガモの営巣等について示している。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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生態系  ,  建築物のその他の絶縁  ,  環境問題 
引用文献 (22件):
  • 1) 財団法人都市緑化技術開発機構・特殊緑化共同研究会編:新・緑空間デザイン設計・施工マニュアル(No.4),誠文堂新光社,pp.112~141,2004
  • 2) 橘大介・中村健二・薬師寺圭:屋上緑化の設計思想と各種緑化方法の評価—屋上緑化の設計思想と具現化技術(その1),日本建築学会大会学術講演梗概集,5609,pp.185~186,2002.8
  • 3) 中村健二・橘大介・薬師寺圭:屋上緑化に適した底面灌水システム—屋上緑化の設計思想と具現化技術(その2),日本建築学会大会学術講演梗概集,5610,pp.187~188,2002.8
  • 4) 薬師寺圭・橘大介・中村健二:屋上ビオトープによる大都市域での生物多様性復元—屋上緑化の設計思想と具現化技術(その3),日本建築学会大会学術講演梗概集,5611,pp.189~190,2002.8
  • 5) 橘大介・薬師寺圭・中村健二:東京都内に初めて造られたシミズ屋上ビオトープについて,清水建設研究報告,Vol.80,pp.45~54,2004.10
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タイトルに関連する用語 (4件):
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