抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超音波診断装置(エコー)を用いた検査法により10頭の牛について調査し,子宮内膜の腫脹および子宮腔内の貯留物を評価するスコアを,新たに作成して報告した。またこのスコアを指標として,分娩後の子宮修復状況を検査したところ,分娩後40日目には約8割の牛で各スコアが0になり,妊角と非妊角の太さも差がなくなった。このことから,分娩後40日以降に検査陽性だった牛は子宮修復が遅れており,子宮内膜炎に罹患している可能性が高いことが考えられた。分娩後の子宮修復判定基準を作成して報告した。子宮状態を調べる各検査の診断一致度が低いので,複数の検査結果を組み合わせて判定するのが適当であった。酪農現場では,超音波検査と膣検査を組み合わせて実施するのが現実的である。