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J-GLOBAL ID:201202273966147095   整理番号:12A1349363

関節表面修復のための高齢のヒト軟骨細胞由来の人工軟骨の性質

Properties of Cartilage Engineered from Elderly Human Chondrocytes for Articular Surface Repair
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号: 13-14  ページ: 1490-1499  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: W1690B  ISSN: 1937-3341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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若い動物由来の軟骨細胞を用いた人工軟骨に関する研究は数多くあるが,中年から高齢者由来の軟骨細胞を用いた人工軟骨についてはほとんど知られていない。今回50-60歳のヒト軟骨細胞由来の人工軟骨と,若いブタ軟骨細胞(JSCs)由来の人工軟骨を比較した。中年の非関節症ヒトと若いブタ由来の関節軟骨細胞が分離され,培養された。細胞/結節構築物及び失活化軟骨-細胞/ヒドロゲル-失活化軟骨構築物(3層モデル)が12,18及び24週間ヌードマウスの皮下ポケットに移植された。中年成人由来の軟骨細胞を用いた人工軟骨は,全ての時点でJSCsを用いた人工軟骨に見られると同様な様式で細胞の周辺に好塩基性硫酸化グリコサミノグリカン(sGAG)及び豊富なII型コラーゲンを蓄積した。ヒト細胞から作った試料は天然のヒト軟骨のヒドロキシプロリン量の約40%-60%をもち,ブタ軟骨細胞から作った試料と平行の傾向であった。ヒト軟骨細胞試料におけるsGAG量は天然のヒト軟骨における量の約1.5倍で,一方ブタ軟骨細胞から作られた試料における量は常に天然のものより少なかった。ヒト細胞から作られた試料の剛性と引張は,ブタ軟骨細胞由来のものと同様なパターンであった。
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分類 (3件):
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運動器系の基礎医学  ,  細胞生理一般  ,  骨格系 
物質索引 (1件):
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