文献
J-GLOBAL ID:201202273981585309   整理番号:12A0611255

アルカリリグニンの熱分解とガス化に対するNaOHとNa2CO3添加の触媒効果

Catalytic effects of NaOH and Na2CO3 additives on alkali lignin pyrolysis and gasification
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  ページ: 22-30  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: A0097A  ISSN: 0306-2619  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
熱分解とガス化による黒液中アルカリリグニンの利用への関心は,バイオ燃料とバイオ化学製品を作り出す願望のため高まっている。またアルカリリグニン以外に,ナトリウム塩は黒液の基本的な成分である。2つの形態で存在する:アルカリリグニンあるいは溶解塩(NaOHとNa2CO3)の一部を形成するフェノールナトリウム(CONa)とカルボン酸エステルナトリウム(COONa)族。この論文では,アルカリリグニンの熱分解とガス化に対する,これら溶存塩の影響が議論された。純酸析出リグニン,10%と60%NaOH添加リグニン,10%と60%Na2CO3添加リグニン,及び黒液固体を含む5つのリグニン試料が,検査試料として選択された。揮発性製品の進化パターンに関する,次の実験的研究がフーリエ変換赤外分光光度法と結合した熱重量分析器で実行された。実験データは,アルカリリグニンの熱分解とガス化反応が,NaOHとNa2CO3により触媒作用できるのを示した。熱分解段階では,最大質量損失率がNaOHとNa2CO3添加物増加と共に減少し,一方,ガス化段階では増加した。ガス化段階では,最大質量損失率の温度が,NaOHとNa2CO3添加物増加と共に低温側にシフトしたが,熱分解段階では有意な変化はなかった。FTIR分析は,熱分解とガス化製品へのNaOHとNa2CO3添加物の影響が,主として量の点で変動したが,種の点では変動しないことを,示した。また,FTIR結果は,揮発物の放出時間がNaOHとNa2CO3添加物量の増加により影響を受けたことを示唆した。更に,NaOHとNa2CO3はガス化段階でのCOの進化を著しく改良した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物燃料及び廃棄物燃料 

前のページに戻る