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J-GLOBAL ID:201202274159837602   整理番号:12A0625403

真核と原核モデル細胞膜へのインドリシジン引力における自由エネルギー差

Free Energy Difference in Indolicidin Attraction to Eukaryotic and Prokaryotic Model Cell Membranes
著者 (3件):
資料名:
巻: 116  号: 10  ページ: 3387-3396  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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インドリシジンはウシ好中球から分離した抗菌性ペプチドであり,非面冠N末端とアミド化C末端をもつアミノ酸配列を有する13個のアミノ酸残基からなる。一連の詳細原子論的分子動力学シミュレーションによって真核細胞及び原核細胞膜とインドリシジン相互作用に関する熱力学及び構造決定を解析した。モデル真核細胞及び原核細胞膜として双性イオン及びアニオンリン脂質,DMPC及び混合DMPC/DMPGからなる二種類の異なる組成を有する石英担持二分子層を使用した。インドリシジンは真核細胞膜上の弱吸着に対比してモデル原核細胞膜に優先誘引された。インドリシジンの表面吸着の性質は静電的指針成分,van der Waals相互作用から誘導された引力エンタルピー成分及び界面でペプチド拘束に関連したエントロピー因子と二分子層表面からの対イオン放出間の収支に依存した。しかるに,静電気学へインドリシジン/膜相互作用の特異性を割付ける一方でこれらの相互作用は吸着自由エネルギーへの唯一の寄与者でない。その代わり,引力van der Waalsエンタルピー成分と斥力エントロピー成分の収支がインドリシジン吸着の全体強度を決定した。
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分類 (2件):
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細胞構成体一般  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 
タイトルに関連する用語 (5件):
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